梅雨になると気持ちが欝々としてしまいますが、追い打ちをかけるように害虫被害も増えていきます。特にムカデやゴキブリなどが家に出ると、うんざりしてしまいますよね。
初心者でもカンタンにできる対策をまとめてみましたので、ぜひ読んでみてくださいね。
目次
ムカデの退治方法
ムカデの生態
ムカデは梅雨に入る前の5月頃から現れはじめ、10月頃まで活発に活動します。漢字では百足と書きますが、実際は種類によって足の数が変わり、30本以上、中には300本以上の足があるムカデもいます。体の各節から足が1対ずつ生えていて、頭部には頑強な顎を備えています。
ムカデは鋭い牙を持っていて、相手を噛むことで毒を注入します。毒はハチの毒に成分が似ていて、噛まれると激痛が起こり、患部が腫れあがります。
またムカデは目が悪く、触覚に頼っています。そのため動くものに反応してすぐに噛みつこうとします。生命力が強く、頭が千切れてもまだ生きて噛みつこうとすることがあるので、死んでいると思っても絶対に素手では触らないようにしましょう。
ムカデの退治方法
もしも水に濡れていい場所にムカデが出た場合、熱湯をかけることでムカデを退治することができます。ムカデはあまり動きが素早くないので、トングなどでつまんでシンクに入れてから熱湯、または台所洗剤を使うと周囲を汚さずにすみます。
ゴキブリの退治方法
ゴキブリの生態
不快害虫の代表ともいえるゴキブリですが、トイレや排水溝、下水道などを通り道とするため、危険な菌やウィルスを媒介することがあります。
寒さが苦手で暖かい場所を好みます。冷蔵庫などの暖かい電化製品の裏に潜むことが多く、生ごみや髪の毛、ホコリなど何でも食べます。
繁殖力が強く、1度の産卵で30~40匹の卵を作ります。ゴキブリを一匹見たら30匹いると思え、というのはここからきています。
ゴキブリの処理方法
殺虫剤でゴキブリを殺すのはできるけれど、その後の処分がどうしてもしたくないという人は多いのではないでしょうか。ひっくり返ったゴキブリの死骸なんて見たくないですよね。
ゴキブリの死骸を処理する方法として、いらなくなったタオルの真ん中にガムテープを裏返して丸めてつけます(ガムテープの範囲を大きくすると処理しやすくなります)。ガムテープの部分がゴキブリにつくようにタオルをゴキブリに乗せます。タオルの端と端をつかんでゴミ袋に捨てれば、ゴキブリの感触を確かめることなく簡単に処分することができます。
おすすめの退治グッズ
おすすめのムカデ退治グッズ
小さいお子さんやペットのいるご家庭など、殺虫剤や熱湯を使うことが難しい場合にオススメなのが、害虫を凍らせて退治するスプレーがオススメです。
殺虫剤では息絶えるのに時間がかかる場合でも、凍らせれば一瞬で始末することができます。殺虫成分が入っていないので、体に優しいのも嬉しいですね。
おすすめのゴキブリ退治グッズ
ゴキブリは衛生被害が深刻で、一度でも侵入を許してしまうと根絶するのに多大な労力を強いられます。そのためゴキブリが侵入する前に多重の方法で対策することをオススメします。
ホウ酸団子など待ち伏せタイプの駆除剤を置きます。使用期限があり、過ぎてしまうと効果が薄れてしまうので時々確認するようにしましょう。
たとえゴキブリの姿を見ていなくても、定期的に燻煙型の殺虫剤を撒きます。ゴキブリ以外のダニやノミなどにも効果があるので無駄にはなりません。
さらにゴキブリが出没した時のために、スプレータイプの殺虫剤を常備しておけば万全ですね。
まとめ
ムカデやゴキブリの対処法についてまとめてみました。
梅雨になって蒸し暑くなるとどうしても窓を開ける機会が増え、その分害虫に侵入されるリスクが高くなってしまいます。家の中で繁殖されないよう、梅雨が始まる前までにしっかりと対策しておきましょう。